HYAKUJURO
日本酒は3000年以上も前から、時代により姿や形を変え続いてきました。
昔の日本酒は今のように澄んではおらず、白く濁っていました。
麹菌、酵母菌など微生物の存在や働きが分からないなか、
昔の人たちは技術を確立し、今の日本酒造りが存在しています。
林本店は100年続いてきました。
その次の100年も、桜の木の下で楽しくお酒を飲めるように、
世の中の多様性に対応していかなくてはならないと感じています。
日本酒の原点は「コミュニケーション」です。
コミュニケーションでは、さまざまな感情や気持ちが行き交います。
それは、とっても楽しく過ごすことだったり、
ちょっと落ち込んで癒してほしかったり、
気持ちを落ち着かせてクールダウンしたかったり、
人から認められ褒められたいと思ったり、
もっと美しくなりたいと思ったり。
そして、誰もが幸せになることを望んでいます。
これまでは原材料の米や技術の違いが、
お酒の優劣を決めていました。
これからは感情や気持ちに寄り添える
お酒の選択肢が必要ではないかと感じています。
人々のさまざまな感情や気持ちに寄り添い、
花を添えられ幸せになれるお酒を新たに手がけます。
日本の伝統文様は、風習や風土、歴史から生まれ、
すべて幸せへの願いと想いが込められ、「粋」となりました。
先人の想いが深く込められた5つの「粋」を、お酒で表現。
お好きな「粋」で味わうひとときを、どうぞご堪能ください。
優雅な末広がりの「扇」文様は、
未来への展望が明るいという想い
優美で格式のある「花菱」文様は、
高貴であることの想い
天高く舞う「蝶」文様は、
健やかな女性の成長の想い
絶えまなく続く「青海波」文様は、
平穏な暮らしが続くようにとの想い
祝福を分かち合う「熨斗」文様は、
人と人との絆や繋がりへの想い
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