手のひらサイズ日本酒パッケージを新開発

第一弾、ポストに届く「飲める会社案内」をリリース

日本酒では最小級・最軽量の頑丈なパッケージにより、効率的で新たなビジネスモデルの構築を目指す

 

 

創業1920年の日本酒蔵元林本店(代表取締役社長:林 里榮子 本社:岐阜県各務原市 以下林本店)は、国内外へ低コストで配送できる、軽量で頑丈な「手のひらサイズ」の日本酒パッケージを開発しました。

日本酒としては最小級といえる「手のひらサイズ」の日本酒パッケージにより、配送料と商品の破損リスクが低減し、これまでになかった日本酒流通の可能性が拡がることで、新たなビジネスモデルを構築していくことができます。

「手のひらサイズ」の日本酒パッケージ第一弾として「飲める会社案内」を作成し、サンプルとして国内外へ低コストで発送しました。また「飲める会社案内」を活用した蔵元発信の日本酒講座オンラインイベントを開催し、海外イベントでの利用と活用も実現し、低コストで効率的なものとなりました。

飲める会社案内について

試飲キット×蔵元発信日本酒講座オンラインイベントの実施に向け、配送料がコスト減となる「軽量で頑丈」な世界中のポストに届く、斬新なパッケージの試飲キットの開発を進めました。使い勝手や素材を考慮したパッケージデザインの開発を進め、A5サイズで封筒入りの形状としました。「飲める会社案内」は、5種類で各30mlのアルミパウチ入り日本酒がセットとなっています。

既存サンプル(720ml ボトル瓶)との比較

重量:1/24 = 輸送コストダウン

落下実験:破損0 = 輸送リスクダウン

 

「飲める会社案内」で国内外営業を効率的に実現

日本酒のアルミパウチ化問題克服

日本酒のアルミパウチ化において、香りや味わいが変容してしまうことが発覚しました。そこで付加価値の高い健康食品等を製造する食品業界や、特徴のある清酒等を製造する醸造業界などの産業振興を推進する、岐阜県食品科学研究所に依頼し、官能検査により原因追求と問題解決を推進しました。

また健康食品や医薬品の製造販売、飲料、健康補助食品、医薬品OEM製造を行う、アピ株式会社へ日本酒のアルミパウチ化充填を依頼し、香りと味わいの現象を極力抑えることに成功しました。

新たな日本酒流通の可能性

配送料と商品の破損リスクが劇的に低減することは、これからの活動の拡大へとつなげることができます。また海外渡航など困難な状況である現在、「新日本酒パッケージ」の利用効果があり、今後も期待できます。さらに利用方法を応用していくことで、効率的に伝統的な日本酒産業を支えていきたいと考えています。

今後も林本店は、「ワクワクを 醸そう。」との合言葉のもと、「世界中から愛される日本酒造り」を目指し、3000年の伝統を誇る日本酒文化を世界中に発信していきます。今後の林本店にどうぞご期待ください。

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