世界に誇る「お花見文化」を次世代へ継承 岐阜各務原市内各所で桜植樹を実践

創業1920年の日本酒蔵元林本店(代表取締役社長:林 里榮子 本社:岐阜県各務原市 以下林本店)は、岐阜各務原の桜名所「百十郎桜」の魅力を永続的に高め、日本伝統文化「お花見」の風景を守り、創りたいとの想いから、2023年3月13日(月)(悪天候の場合、16日)に各務原市内各所で桜植樹を行います。

林本店は、90年前に各務原市出身で1200本の桜を寄贈された歌舞伎役者「市川百十郎」をリスペクトした日本酒の銘柄、「百十郎」シリーズを展開しています。「満開の桜の下で楽しく飲めるお酒」として、世界から愛されるお酒となれ、との願いを込め、国内と世界各国へ提供しています。

現在「百十郎桜」は、自然災害や寿命による老朽化が進み、各所の桜木が危機を迎えていることを知り、「百十郎」というお酒を醸すだけでなく、「百十郎桜」に対し新たな施策を試みたいと考えていました。

そして昨年5月、世界中の方に向けて越境クラウドファンディングを行うことで資金を調達し、その資金を活用することで、今回桜植樹を実践することとなりました。

なお今回の桜植樹の場所について、各務原市内の那加第一小学校、那加第三小学校、尾崎小学校、瑞巌寺、林本店で行います。

 

「百十郎桜」の点、線、そして面へ

「百十郎桜」を起点とし、各務原市内一円は大きな桜の輪でつながっています。桜回廊の総延長は31km、「日本一の桜回廊都市」として観光地となっています。百十郎桜を起点とした「点」から、桜回廊としての「線」、そしてこれからは「面」としての「日本一の桜名所」を、世界中の方たちからのご協力により創出していくための第一歩を実現することになりました。

市川百十郎 まくなしにいきた、歌舞伎スター

地歌舞伎が盛んな地域・岐阜各務原で育ち、幼少期から歌舞伎に親しむ。15歳で上京、やがて市川百十郎と名乗り、百十郎一座を創設しました。舞台と映像が融合する途切れがない連鎖劇を展開、その演出手法は「まくなし」と呼ばれ一世を風靡し、東海一の花形役者となった。日本全国を旅する役者生活の途中、郷里の川辺の情緒に心を打たれ、この地を桜の名所にとの想いが募り、吉野桜1200本を寄贈しました。そして「百十郎桜」が誕生しました。

桜植樹詳細

・開催日時:2023年3月13日(月)8:25 ~ 16:00 *悪天の場合3月16日(木)

・当日スケジュール

8:25 ~ 8:45 尾崎小学校

10:15 ~ 10:35 那加第三小学校

12:25 ~ 13:05 那加第一小学校 *16日は13:05 ~ 13:25

*瑞巌寺、林本店に関しては時間未定

各小学校では、桜植樹イベントとして各小学校の6年生にご参加いただきます。

ご取材も受け付けていますので、事前にお問い合わせ先にご連絡ください。

各務原市のプレスリリースはこちら

今後も林本店は、酒造りだけでなく、地域への貢献や日本文化の次世代への継承のために新たなとり組みにチャレンジしていきます。

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